手術顕微鏡

脳神経外科手術は、ミリ単位の微小な解剖構造を対象としていますので、高解像度の手術用顕微鏡を使って行います。2台の最新システムを有しています。
ニューロナビゲーションシステム

顕微鏡で拡大された微小解剖の中で手術を行う際に、操作している位置や方向を正確にナビゲートしてくれる優れものです。患者さんのMRIやCT画像と、手術時の頭位で位置合わせをしておくと、術中に操作している部分を画像上で示してくれます。2台の最新システムを有しています。
術中CT撮像システム

私たちの手術室の一つにCT撮像システムが設置してあり、手術中に腫瘍の摘出度や予期せぬトラブルの有無を確認するために使用しています。
神経内視鏡システム

神経内視鏡システムは、下垂体腺腫や水頭症の治療をより低侵襲的に行ったり、頭蓋内深部の手術の際の観察のための支援に使用しています。
術中神経モニタリング機器(脳波モニタリング機器も含む)

大事な脳/神経機能を術中にモニターするための検査機器です。運動機能や聴覚に固有の反応を記録したり、脳そのものから脳波を記録することもあります。