専門医を取得した後は、大学を中心としてさらなる専門領域(サブスペシャリティー)の専攻を考えます。また個人の希望やタイミングによって様々な選択肢があり、大学院入学も可能ですし、国内や海外留学の可能性も広がる時期となります。
以下には専門医/認定医制度が導入されており、当科でも訓練可能なものの一部をご紹介します。

日本脳神経血管内治療学会専門医
現在日本脳神経血管内治療学会は、指導医・専門医制度を実施しています。専門医受験には指導医のもとでの20例の執刀を含む100例の血管内手術経験が必要で、当科では多数の症例を治療しており、この条件を容易にクリアし、なにより実戦に必要な治療戦略と技術を習得することができます。
日本脳卒中学会専門医
日本脳卒中学会認定研修教育病院での3年間の研修が必須です。当科はもちろん関連病院の多くがこの研修病院に相当します。
日本神経内視鏡学会技術認定医
日本神経内視鏡学会の神経内視鏡手術技術認定医制度では、 20例以上の治療経験が必要とされています。当科での水頭症や下垂体腫瘍の内視鏡手術は全国レベルでも豊富で、実践的なトレーニングの場としても非常に優れた環境にあります。