新潟大学脳研究所 脳神経外科教室

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当教室の研修の特色 -研修のご案内-

日本最古の歴史の中で、ともに脳神経外科医療の最前線で活躍しませんか?

当科では、脳血管障害や神経外傷はもとより、腫瘍性病変、先天奇形、機能性疾患、脊髄病変など様々な疾患の診療に当たっています。取り扱う臓器は、ヒトにして最大の神秘に包まれた“脳・神経”です。まだまだ未知の部分が多いこの臓器に生じる疾患を扱う以上、私たちは日々疑問にぶつかり、前進するために研究に当たることになります。そして考えうる最大の効果を得るためには最先端の医療機器を駆使し、知識と技能の向上にはたゆまぬ努力を払うことになります。 ここでは私たちをとりまく環境や、私たちの理念をつぎ込んだ研修プログラムに関してご紹介いたします。

日本の脳神経外科の歴史を日常に感じる環境に身をおいて

当教室は日本で最初に脳神経外科学専門の診療科として独立した講座を母体としています。日本脳神経外科の歴史と黎明期からともに歩んで来た教室での日常は、自然と私たちに診療における勇気や責任感を与えてくれます。また、伝統的な教室であるがゆえ、県内外に救急救命治療や多数の手術をこなす基幹病院を数多く有していることも重要な点です。このような環境が、脳神経外科医としてみなさんを大きく成長させてくれることはいうまでもありません。

脳研究所―脳神経疾患の診療・研究における世界屈指の施設

当教室が所属する新潟大学脳研究所は、脳神経の診療・研究を行うには世界屈指の環境と言えます。臨床部門では、やはり日本の神経疾患の臨床・研究の中心的存在である神経内科学分野と協力体制にあります。また標本数において世界に誇る神経専門の病理学分野の存在は、迅速な術中診断をはじめ私たちの治療成績に密接な関係があります。統合脳機能研究センターは、最先端の神経画像機器を武器に、常に日本の神経画像研究をリードして来た存在です。他にも脳研究所は多数の基礎科学部門を有し、臨床ならでは生じてくる疑問と基礎科学に精通した方法論の融合から新しい発見を生み出しています。言いかえれば、みなさんのアイデア次第でそれを実現する環境が用意されているのです。

教育、そしてさらなる高い次元へ

 

  

当教室での最初の研修目標は日本脳神経外科学会の専門医取得です。後期研修開始後4~5年で試験を受けることが可能となります。このようにして脳神経外科に関する一般的知識と技術を取得した後には、さらに高度な技術を取得するべく、様々な支援技術を導入した脳腫瘍の治療、脳血管内治療、小児脳疾患や下垂体疾患の治療、高難度の頭蓋底部手術などの専門分野(サブスペシャリティー)の研修と研究へと進みます。みなさんも様々な分野の第一線で活躍する脳神経外科医を目指してみませんか?